檜枝岐村の石地蔵（D40)フルサイズ画像はこちら
ここ新潟県檜枝岐村は、会津駒ヶ岳の登山口であると同時に、尾瀬の玄関口に当たる。 　往復10時間の激闘の末に平ヶ岳を制した私は、この村でしばし羽根を休めた。 　建物の屋根の色が統一されているなど、自然景観に配慮した美しい村である。 　このような地蔵や農村歌舞伎の舞台など、民俗学的にも面白いものが残されている。 　民宿「こまどり」は、われわれ登山者を暖かく迎え、もてなしてくれた。 　幸い、会津駒ヶ岳は散歩気分で楽しく登ることができ、いっぱい思い出もできた。 　あの厳しかった平ヶ岳、優しかった会津駒、どちらも山のもつ顔であり、その両面を味わえた山行だった。
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