ペンションの「knulp」の前菜（S500)フルサイズ画像はこちら
2012年の夏、場所は変わって大糸線の白馬から向かったのは八方のペンション。 　knulpというドイツ語っぽい名前は、ドイツ文学の主人公の名からとったらしい。40代くらいのオーナーご夫妻はとても感じのいい人たちで、脱サラしてこの仕事を始められたようだ。 　料金は8000円台と安いのに、出てくるのは本格的なコース料理だった。写真の前菜を見ただけで、それが想像できよう。 　お酒も本場物のワインや、レアブランドのビールを取りそろえていた。もっとも私は自販機のチューハイで十分なんだけど・・・ 　実は、ここへ来る前日、学校の全校登校日で、私はある生徒からノロウィルスをもらってしまっていた。ここにいるうちにそれが悪化して、ひどい食欲不振に陥る。 　予定していた登山も、八方尾根こそ登れたが、メインの白馬岳登山は、アイゼンの用意までしていたのに断念せざるを得なくなった。 　にもかかわらず、である。ここの食事は一切残さず食べられた。いかにそのクオリティが高かったかである。 　ただし食べた後は、いくら胃薬を飲んでもお腹が鉛のように重たくなり、部屋で寝込んでいたが・・・ 　それでも、昼間は散歩やサイクリングに出かけたのはヤマノボラーの意地というか・・・ 　ここには是非もう一度来たい。そしていいお天気、いい体調で白馬を登りたい。 　麓連泊、日帰り登山。これはもうクセになりそう・・・
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