マルバダケブキ（G5)フルサイズ画像はこちら
2005年夏、大門沢から農鳥岳を正面に見ながら左旋回、熊ノ平小屋に宿泊後、私は一路塩見岳を目指していた。 　 　緩やかな斜面を登り、曲がり角を曲がったその瞬間・・・ 　世界が変わった。 　夏空をバックに塩見岳の雄大な姿が現れ、そしてその手前には・・・ 　この花の大群落だった。 　長いこと山に行っていて、これほど劇的な場面も少ない。 　私は「オタカラコウだ！」と直感した。 　だがその晩泊まった避難小屋の管理人に、上記の正しい名前を教えてもらった。 　由来；「フキに似ていて大きく、葉が丸いから」 　あまりお洒落なネーミングじゃないが、この写真は気に入っている。 　この写真集のトップページもこれにした。
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