ハクサンイチゲ（G5)フルサイズ画像はこちら
2004年夏、折立から入って薬師岳、黒部五郎岳と順番にやっつけた私は、笠ヶ岳で有終の美を飾るべく、縦走を続けた。 　弓折岳の手前あたりだったろうか、左手に見事なお花畑が現れ、私の目を奪った。 　ちょうど真っ盛りの花が多く、何種類もグレードの高い写真をゲットできたのだが、そのうちの１枚がこれ。 　日本アルプスではありふれた花だが、白い花弁がトンでしまわず、細かい凹凸まで描写できている。G5というカメラの実力を感じた一枚だ。 　なお、この撮影には「マクロコンバーター」を使用している。このときは大活躍したアイテムだが、キリマンジャロのときには何故か力を発揮できなかった。 　いや、多分私の使用法のミスであろう。 　山岳部を引率しているときに、この花の名を部員たちに教えると、誰かが「ハセさんイチゲや。」と言いだし、ウケをとった。 　だから、この写真は顧問を共にした長谷尚弥氏に捧げます。 　BGMも彼の大好きな曲にしてみました。
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