天城山麓の山桜（G１)フルサイズ画像はこちら
2002年３月、私は生まれて初めて伊豆半島に足を踏み入れた。 　三島からコトコト私鉄に揺られ、たどり着いた修善寺にはダイエーもマクドもあり、ごく普通の町に見えた。 　そこからバスに乗り継ぎ、ようやく歩き始めた私の目に最初に飛び込んできた景色、それがこれだった。 　お天気が曇りだったのが残念だったが、山の斜面には様々な種類、様々な花期の山桜が・・・この微妙な色の違いを眺めているだけで飽きない・・・ 　石川さゆりの「天城峠」はすでにリリースされた後だったと思うが、ちょっと道に迷ったりもし、わさび田を愛でながら歌の詞にあるように、天城峠手前のキャンプ場へ。 　そこで一泊後、これまた道を間違えながらも強引に藪を突破して天城山に達した。 　終始曇り気味のお天気で、眺望も楽しめたとは言えなかったが、山麓の春は心に安らぎを与えてくれた。 　帰りにはこれまた歌詞にある浄蓮の滝に寄って「わさびアイス」を食し、湯ヶ島温泉に浸って疲れを癒やしたのだった。
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