姫路市立手柄温室植物園の池の鯉（G5)フルサイズ画像はこちら
2005年の２月、山陽電車の車内吊り広告で、「胡蝶蘭展」の案内を見て、写真を撮りに行こうと思った。 　CanonのPowerShotG1をG5にグレードアップしたばかりで、とにかく何か撮ってみたくてしょうがなかった時期だ。園芸植物や盆栽にはそもそも興味が薄いのだけれど・・・ 　このときのヒットは、わざわざこのカメラ用にCircularPLフィルターをあつらえていったことだ。 　知らない人のために解説すると。このフィルターは、リングを回すことで、特定の振動方向の偏光をカットしてくれる。すなわち、水面の反射光などが低減できるスグレモノだ。 　このコイを見てほしい。普通に写っているようだが、フィルターなしだとこうは写らない。 　仮に肉眼で見たとしても、水面の反射光が邪魔して水中はよく見えないのだ。 　それがフィルターを通すとこうなる。 　周りの観葉植物とのバランスもバッチリで、なかなかの一枚になった。 　実は、「胡蝶蘭」の方の撮影は今ひとつ成功しなかったのだが、これが撮れたことで、わざわざ姫路まで行った元はとれた気がした。 　それにしても、山陽電車の電車賃、高けーーーーーJRにすべきだったよ。
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